チェンマイ市内からチェンマイ空港への移動方法としては、
1.タクシーもしくはグラブ(Grab)
2.チェンマイスマートバス
3.トゥクトゥク
が主流となっている。
その他、大きな荷物を持って「いない」場合はバイク(バイクタクシー)でも良いだろう。
この記事ではチェンマイ市内からチェンマイ空港への行き方として主に利用されている
▶ タクシーもしくはグラブ(Grab)で空港へ行く方法
▶ RTCチェンマイスマートバスの乗り方とルート
▶ トゥクトゥクで空港へ行く方法
についてわかりやすく紹介していきたいと思う。
チェンマイ空港から市内への移動方法については下記記事を参考に。

タクシーもしくはグラブ(Grab)で空港へ行く方法
タクシーもしくはグラブ(Grab)は大きな荷物を持っている場合、グループでの移動の場合は積極的に検討しても良いだろう。Grabは東南アジアで普及しているUberのような配車アプリである。
チェンマイ市内にはタクシーがあまり走っていない。従って、道路へ出て流しのタクシーを捕まえるのは難しい。ホテルのフロントや旅行代理店に頼んで呼んでもらう必要がある。
対して、グラブなら自分で簡単に滞在ホテル等へ呼べる。グラブは料金も明瞭であり、後払いが原則なので安心である。
最近はホテルのフロントスタッフもタクシーではなく、グラブを呼ぶことが多い。まれに運転手から場所などの確認で電話がかかってくる。その場合もホテルスタッフに頼んで説明してもらえば良いだろう。
市内から空港までは大体150バーツから250バーツ(約540~900円)である。もちろん、値段は走行距離によって変わる。グラブだと、ニマンヘミンからも200バーツ(約720円)弱になる。料金はタクシーよりもグラブの方が高くなりがちである。
RTCチェンマイスマートバスのルートと乗り方
車体が青色で、R3と書かれ、黄色もしくは赤色マークが付いバスは空港とチェンマイ市内を循環して走っている。従って、RTCチェンマイスマートバスの走行道路まで出れば、このバスに乗って空港へ向かえる。料金も20バーツ(約72円)と格安である。
RTCチェンマイスマートバスの走行ルート(rtccitybus.comでより大きな画像を見れる)。上記図のR3(黄色と赤色のライン)が空港から市内を循環するバスのルートである。
バスが市内で運行している時間は6時~23時30分までになる。運行間隔は赤回りが20~30分に1本、黄色回りは30~45分に1本となっている(2019年11月現在)。
23時を過ぎたら殆ど走っていないので、タクシーもしくはグラブでの移動を考えた方が良いだろう。
RTCチェンマイスマートバスの時刻表(chiangmaitraveller.comより)
乗車場所にもよるが、市内から空港までは30分から1時間程度である。バスの待ち時間もあるので、時間には余裕を持って出るようにしよう。
時間的に厳しそうなら、グラブでの移動も考えるべきだ。RTCチェンマイスマートバスで行く予定の人も保険としてグラブは使えるようにしておこう。
RTCチェンマイスマートバスのルート
黄色(回り)も赤色(回り)も同じルートを通る。しかし、黄色と赤色では方向が真逆になっている。赤が時計回りで黄が反時計回りのルートである。従って、黄色と赤色、どちらのバスが早く空港へ行けるかは乗車場所による。
▶ 黄色のルート
1.チェンマイ空港(AIRPORT)
2.ウアライ通り(WUA LAI)
3.チェンマイ門(CHIANG MAI GATE)
4.ターペー門(THA PHAE GATE)
5.ユパラート・ウィッタヤライ校(YUPPARAJ)
6.チャンプアック門(CHANG PHUAK GATE)
7.ガート・スワン・ゲーオ(KAD SUAN KAEW)
8.ニマンヘミン通り(NIMMAN)
9.ワット・スワンドーク(SUAN DOK)
10.ノン・ブアク・ハット公園(NONG BUAK HARD PUBLIC PARK)
11.チェンマイ空港(AIRPORT)
▶ 赤色のルート
1.チェンマイ空港(AIRPORT)
2.ワッタノー(WATTANO)
3.ワット・スワンドーク(SUAN DOK)
4.ニマンヘミン通り(NIMMAN)
5.ガート・スワン・ゲーオ(KAD SUAN KAEW)
6.チャンプアック門(CHANG PHUAK GATE)
7.三王像広場(THREE KING MONUMENT)
8.ターペー門(THA PHAE GATE)
9.チェンマイ門(CHIANG MAI GATE)
10.セントラル・プラザ・エアポート(CENTRAL PLAZA AIRPORT)
11.チェンマイ空港(AIRPORT)
上記のように、ニマンヘミンから空港へ向かう場合は黄色の方が早い。ターペー門から空港へ向かう場合は赤色は黄色の方が早い。
RTCチェンマイスマートバスの乗り方
RTCチェンマイスマートバスに市内で乗るにはルート上にあるバス停(ローカルバス含む)で待てば良い。
バス停の検索ならアプリでも調べられる。アプリでは「ViaBus」がおすすめである。
ViaBusでは地図からタップして、最寄りのバス停を調べられる。こちらは事前にダウンロードし、最寄りの停留所を確認しておくと良いだろう。
バス停でなくとも、路上駐車が制限されている(路上駐車の無い)エリアなら、道の途中で手を上げれば停まってくれることが多い。ただし、基本的にバス停から乗るようにしよう。バス停で乗る場合も手をあげるなどして合図を送った方が良い。
また、バスを待つ方向だけ間違えないようにしよう。当然、反対側の道路にいる場合は止まってくれない。
トゥクトゥクで空港へ行く方法
チェンマイ市内ではタクシーよりもトゥクトゥクの方が捕まえやすい。1人だったり、荷物がそこまで多くないならトゥクトゥクでも良いだろう。トゥクトゥクは道端に停まっていたり、道路を走っている。大きな荷物を持っていれば向こうから声をかけてくる。
トゥクトゥクは事前に値段交渉が必要になる。市内から空港までは大体150バーツから250バーツ(約540円から900円)である。ニマンヘミンから空港までなら150バーツ、旧市街よりも東なら200バーツ(約720円)程度を目安に交渉してみよう。
ちなみに、トゥクトゥクは乗れて2人までとなる。複数人だったり、大きな荷物をたくさん持っている場合は1つのトゥクトゥクでの移動が難しくなる。分けて乗るならタクシー、グラブの方が値段的にも安くなるだろう。
市内の移動手段としてはソンテウというピックアップを改造した車もある。
ソンテウは大きくルートを外れることができない。したがって、空港まで行ってくれるケースは稀である。ソンテウで空港へ行きたいなら料金を多めに払ってチャーターする手段しかないと思った方が良い。ソンテウよりもタクシーやグラブ、トゥクトゥクを利用した方が無難である。