バンコク「市内」からパタヤへと行くなら、バンコク市内のホテルまで迎えに来てくれる乗合送迎サービスがおすすめである。乗合送迎サービスならバンコク市内のホテルまで迎えに来てくれ、パタヤでもホテル等の目的地まで送迎してくれる。移動時間を短縮できる上、少人数ならタクシーや貸切チャーター車よりも安い。
ドンムアン空港からパタヤへは直通でのバス、乗合送迎サービスが出ていない。また、バスなどを乗り継いでパタヤまで移動しようとすると4時間はかかる。したがって、乗り換え無しでホテルなどの目的地へ直接向かいたいなら貸切チャーター車がおすすめである。貸切チャーター車ならタクシーよりも安くパタヤへ行ける。
スワンナプーム国際空港からはパタヤへの直通バスが運行している。料金的にも安く、パタヤのバスターミナルまで乗り換え無しで向かえる。移動時間が気になる人にもおすすめである。
この記事ではパタヤへの移動手段としてそれぞれの出発場所からもっともおすすめできる
▶ バンコク市内からの「乗合送迎サービス」「貸切チャーター車」
▶ ドンムアン空港からの「貸切チャーター車」
▶ スワンナプーム国際空港からの「直通バス」
の利用方法について詳しく紹介していきたいと思う。
1人もしくは数人までならバスがもっとも安くなる。バンコク市内からパタヤへのバス移動を中心にタクシー(グラブ)、貸切チャーター車による移動について詳しく知りたい人は下記記事を参考に。

バンコク中心部のエカマイ、ドンムアン空港に近いモーチットからパタヤ行き直通バスが出ている。
ドンムアン空港からパタヤへバスを乗り継いでの移動を検討している人は下記ページを参考に。

※この記事の内容(料金やサービス、出発場所など)が変わっていることもあります。予めご了承下さい。
バンコク市内から「乗合送迎サービス」「貸切チャーター車」でパタヤへと移動する方法
バンコク市内からパタヤへのバスを利用するには、まずバスターミナルまで移動しなければならない。また、バスでパタヤのバスターミナルに着いても、更にそこから目的地(ホテルなど)への移動が必要になる。
「バンコクの出発地(ホテルなど)」⇒「バンコクのバスターミナル」⇒「パタヤのノースバスターミナル」⇒「パタヤの目的地(ホテルなど)」
タクシーやチャーター車はホテルもしくはホテル周辺で捕まえられ、パタヤのホテルまで向かってくれる。
「バンコクの出発地(ホテルなど)」⇒「パタヤの目的地(ホテルなど)」
ただし、数人以下の人数ではバスよりも料金は高くなる。
安いが乗り換えが面倒で時間がかかるバス。料金は高いが楽なチャーター車やタクシー。
これらのデメリットを解消するのがパタヤ行きの乗合送迎サービスである。パタヤ行き乗合送迎サービスならバンコク市内のホテルまで迎えに来てくれ、パタヤでも滞在ホテルまで送迎してくれる。また、料金も340バーツ程度である。340バーツという値段だけ見ればバスよりも高い。しかし、パタヤ市内からバスターミナルへの移動料金、パタヤからバンコクへのバス料金、バンコクのバスターミナルからバンコク市内までの料金を含んだプランになっている。バンコクおよびパタヤでの移動料金トータル、移動や待ち時間などを考慮すれば乗合送迎サービスの方が優れているだろう。
くわえて、大きな荷物を持っていると、追加料金として50バーツがかかる。ロットゥーでは一人分の料金を取られるため、大きな荷物を持っている人にも乗合送迎サービスがおすすめだ。
バンコクからパタヤ行きの乗合送迎サービスは下記ページから予約できる。
>>> バンコクからパタヤ行き乗合送迎サービス
※現在は新型コロナウイルスの影響でサービスを停止している日が多いです。
日付、[バンコク→パタヤ]乗合送迎サービス、時間帯を選択する。ピックアップの時間は9時、13時、17時30分の3つに限定されている点は注意。
2日以前のキャンセルなら全額返金されるため、予め予約しておくと良いだろう。
>>> バンコクからパタヤ行き乗合送迎サービス
※現在は新型コロナウイルスの影響でサービスを停止している日が多いです。
出発日までに、バンコクでのピックアップ時間について現地オペレーターから確認の連絡がある。ピックアップ時間は、選択した出発時間の15分から60分前になっている。
乗合送迎サービスでは10座席あるバンでバンコク市内のホテルまで迎えに来てくれ、バスターミナルでバスに乗り換える。バスでパタヤに到着後、再度バンに乗り換え、ホテルまで送迎してくれる。
タクシーよりも安く、バンコク市内のホテルからパタヤの目的地まで送迎してくれるため労力的にも楽である。タイ旅行初心者にもおすすめの移動手段だ。
バンコク市内から貸切チャーター車でパタヤへ移動する
バンコク市内のバスターミナル近くに滞在してるならバスを利用しても良いだろう。ただ、バスでの移動だと、パタヤの到着地からホテルなどの滞在場所まで再び移動費が必要になる。
10人乗りのVIPバンへ10人で乗ったり、大人数であれば貸切チャーター車にしても1人あたりの料金的には最安値のバスともほとんど差がなくなる。また、パタヤの目的地(ホテルなど)まで直接向かってくれるため、料金的にも時間・労力的にもお得である。
10人乗りのVIPバンで6900円程度(klook.comより)
10人乗りのVIPバンで7500円程度(kkday.comより)。
10人乗りのVIPバンなら1人あたり700円程度なので、乗合送迎サービスよりも安い料金でパタヤへと向かえる。貸切チャーター車なら乗り換えも不要なので、こちらの方が便利だ。
貸切チャーター車の予約は下記ページから行える。
>>> バンコクからパタヤへの貸切チャーター車予約ページ(klook)
>>> バンコクからパタヤへの貸切チャーター車予約ページ(kkday)
ドンムアン空港から「貸切チャーター車」でパタヤへと移動する方法
ドンムアン空港発のパタヤ行き直通バスおよび乗合送迎サービスはない。したがって、多くの旅行客はバンコク市内のバスターミナルでパタヤ行きバスに乗るか、タクシー(グラブ)、貸切チャーター車でパタヤへと向かっている。
ドンムアン空港から安くパタヤへと行きたい人はバンコク市内のバスターミナル発のバスを利用すれば良い。ただ、ドンムアン空港からタクシーもしくはグラブでパタヤへの移動を考えている人は貸切チャーター車での移動へと変えるべきだ。貸切チャーター車なら3人乗りのセダンで5000円程度。これは空港使用料、高速料金等も含んだ料金である。したがって、タクシーよりも安くパタヤへ行ける。タクシーと同様に24時間利用可能である。
ドンムアン空港からパタヤ市内まで3人乗りで5000円程度~(kkday.comより)
ドンムアン空港からパタヤ市内まで3人乗りで4500円程度~(Klookより)
3人乗りのセダンから最大10人まで乗れるバンも用意されている。車のタイプ(大きさ)によって料金が変わる。10人まで乗れるバンなら1人あたり700円~800円で行ける。予約の際には、人数や荷物量に合った車を選択しよう。
貸切チャーター車の予約は下記ページから行える。
>>> ドンムアン空港からパタヤへの貸切チャーター車予約ページ(KKday)
>>> ドンムアン空港からパタヤへの貸切チャーター車予約ページ(Klook)
上記ページで利用日を選択し、「ドンムアン空港ーパタヤ市内ホテル」行きのプランを選択しよう。予約時に記入欄にて、パタヤでの宿泊ホテル名および住所を記載するため、言葉によるコミュニケーションもほぼ不要だ。
ドンムアン空港での貸切チャーター車利用方法
KKdayでは、運転手の名前と車のナンバープレートを事前に連絡してくれる。また、誘導スタッフがドンムアン空港国際線ターミナル3番出口(Exit 3)もしくは国内線ターミナル11番出口(Exit 11)にて、予約者の名前が英語で書かれたKKdayのネームプレートを持って待機してくれている。
ドンムアン空港国際線ターミナル3番出口。国際線ターミナル3番出口を指定したらこのあたりで運転手を探す。KKdayのネームプレートを持っている人に電子バウチャー(予約表)を見せると、車を出口近くまで回してくれる。
KKdayのネームプレート。ここに予約者の名前があるか確認しよう。
貸切チャーター車はタクシーと同様に24時間運行している。ただし、時間は予約時に指定しなければならない。時間の変更も事前に行う必要がある。
飛行機の遅延があっても、1時間30分は待ってくれる。アプリではメッセージのやり取りができるため、ドライバーがどこにいるかわからないとき、飛行機が遅延する場合は事前に連絡できる。
KKdayは2日以前のキャンセル、Klookは24時間以前のキャンセルなら全額返金されるため、忘れないうちに予約だけは早めにしておいた方が良いだろう。
>>> ドンムアン空港からパタヤへの貸切チャーター車予約ページ(KKday)
>>> ドンムアン空港からパタヤへの貸切チャーター車予約ページ(Klook)
上記ウェブサイトの方が空港の旅行代理店ブースで予約するよりも安い。パタヤ旅行初心者だけでなく、移動料金を節約したい団体におすすめの移動手段だ。
ドンムアン空港からのバスを利用した最安値でのパタヤ移動
ドンムアン空港からパタヤまで最安値での移動をしたいなら、
1.ドンムアン空港からモーチットバスターミナル(A1エアポートバス)
2.モーチットバスターミナルからパタヤノースバスターミナル(パタヤ行きバス)
3.パタヤノースバスターミナルからパタヤ市内の目的地(ソンテウもしくはバイタク)
と以上のルートを乗り継いで行かなければならない。
最安値での移動手段を含むドンムアン空港からパタヤへの移動手段についてまとめて知りたい人は下記記事を参考に。

スワンナプーム国際空港から「直通バス」でパタヤへと移動する方法
スワンナプーム国際空港では5時30分から22時までパタヤへの直通バスが運行している。料金は130バーツである。ドンムアン空港のように、バスターミナルへの移動も不要なので、利用しやすいアクセス手段になっている。
スワンナプーム国際空港からパタヤへの直通バスは1階8番ゲート近くのカウンターでチケットの購入ができる。スワンナプーム国際空港では飛行機の到着階が2階となる。したがって、パタヤ行きの直通バスのチケット販売カウンターへは1階下へと降りれば良い。
スワンナプーム国際空港2階到着ロビー。2階からエスカレーターもしくはエレベーターで1階下へ下る。
スワンナプーム国際空港1階フロア。ちなみに、もう1階下の地下1階にはエアポートリンク(鉄道)の空港駅がある。
スワンナプーム国際空港1階は細長いフロアになっている。パタヤ行きバスのチケット販売カウンターは8番ゲート近くにある。1階フードコートの前である。
スワンナプーム国際空港1階8番ゲート近く、パタヤ行きのバス予約カウンター。パタヤ行きの他、ホアヒン行きのバスチケットも売られている。行き先としてきちんと「パタヤ」と伝えるようにしよう。
スワンナプーム国際空港からパタヤまでは130バーツ。時間は始発が5時30分で7時からは1時間おきに22時まで運行している。
スワンナプーム国際空港からパタヤ行き直通バスの時刻表(airportpattayabus.comより)。シーズン中は客の増加によって臨時便も運行しており、30分おきにバスが出ている時間帯もある。
希望する出発時間のチケットが売り切れると、その時間のチケットは購入出来なくなる。12時過ぎに予約しても13時の次のバス、つまりは14時のバスになることもある。特に団体で移動する人が重なると、席も埋まりやすくなる。ホームページからの予約もできるので、事前に購入しておくと良いだろう。
パタヤ行き直通バスの予約ページ(英語)。
予約した場合もカウンターでチケットを受け取る。チケットを受け取ったら、時間になるまで8番ゲート近くで待っていよう。
古い車種のバスにはトイレが付いていないので、出発前にトイレには行っておいた方が良い。
バスへの乗車は予定出発時間よりも30分以上遅れることもある。出発時間になると、バス会社のスタッフが8番ゲート近くで「パタヤーパタヤー」などと叫ぶので、その人についていけば良い。外のバスが停車している所まで、他の客と一緒に歩いて向かう。
スワンナプーム国際空港発パタヤ行きバス。上記写真のバスには「スワンナプーム空港ーホアヒン」と記載されているが、終着地点はパタヤである。
パタヤまでは2時間程度かかる。シーズン時の渋滞に巻き込まれるとパタヤ到着まで3時間以上かかることもある。バスの中は温度調節が上手くなされていない場合もあり、暑かったり、寒かったりする。上着の用意と飲み物は手に持って車内へ持っていた方が良いだろう。
下記ではパタヤでの到着地、到着地からパタヤ中心部への移動方法について紹介する。
パタヤにおける到着地
5時30分から20時のバスはパタヤで3カ所に停車する。21時および22時の到着場所はパタヤノースバスターミナルのみになる。
▶ 5時30分から20時スワンナプーム国際空港発のバス
①King Power Pattayaの反対側道路(セントラルパタヤ交差点)
②Big Cの反対側道路(サウスパタヤ交差点)
③タップラヤロードオフィス(Thappraya road office)
セントラルパタヤ交差点、サウスパタヤ交差点を経由し、最後タップラヤロードオフィスに停車する。
▶ 21時および22時スワンナプーム国際空港発のバス
パタヤノースバスターミナル(North Pattaya Bus Terminal)
シーズン時の増便もパタヤノースバスターミナルのみに停車することが多い。
停留所からパタヤ中心部への移動手段を料金目安とともに紹介すると下記のようになる。
移動手段 | 料金 | |
King Power Pattayaの反対側道路 (セントラルパタヤ交差点) | ソンテウもしくはバイタク | 50バーツ~100バーツ |
Big Cの反対側道路 (サウスパタヤ交差点) | ソンテウもしくはバイタク | 10バーツ~100バーツ |
タップラヤロードオフィス | ソンテウ | 10バーツ~ |
パタヤノースバスターミナル | ソンテウもしくはバイタク | 50バーツ~100バーツ |
料金および日本円での参考価格は2020年3月現在の数字になる。
Opposite King Power Pattaya、Opposite Big C south Pattaya、Thappraya road officeからパタヤ中心部への移動手段
セントラルパタヤ交差点、サウスパタヤ交差点、タップラヤロードオフィスの3か所では終点のタップラヤロードオフィスで降りるのが良い。タップラヤロードオフィスの前を通るタップラヤロードには10バーツで乗れるソンテウが走っているからだ。
10バーツソンテウの乗り方からルート、パタヤにおけるエリアを地図上で把握したい人は下記ページを参考に。

事前にホテルの場所は確認しておこう。ビーチロードおよびセカンドロードは10バーツのソンテウで移動できるため、ホテルへの移動も便利だ。
セントラルパタヤ交差点、サウスパタヤ交差点は地元客用の停車場所になる。ソンテウやバイタクは旅行客には使いづらく、ぼったくろうとするドライバーもいる。現地に慣れている人や近場のホテルを予約した人以外にはおすすめできない。
サウスパタヤ交差点からサウスパタヤロードまで入ると10バーツでウォーキングストリートへ向かうソンテウも出ている。ただし、数は少ない。
パタヤノースバスターミナルからパタヤ中心部への移動手段
パタヤノースバスターミナルからパタヤ中心部までは徒歩で1時間はかかる距離にある。したがって、パタヤノースバスターミナルからは入口付近に待機しているソンテウもしくはバイタク(バイクタクシー)へ乗り、ホテルなど目的地へ行った方が良いだろう。
パタヤでのわかりやすい行き先(場所)やソイ(路地)番号は把握しておき、お金を渡す際、ソンテウへ乗る際、ドライバーに伝えれば良い。ヒルトンなどの有名なホテル、ウォーキングストリートなどの有名なスポットならドライバーも知っている。
パタヤノースバスターミナルのソンテウは
①人数が一杯になったら出発する乗り合いソンテウ
②チャーター便
の2通りがある。人数が一杯になったら出発する乗り合い便は原則としてビーチロード、セカンドロード方向へと向かう。これら以外のエリアに滞在する場合、多めの料金を払ってチャーターが必要なときもある。
人数が一杯になったら出発する便は1人50バーツ、チャーターの場合は1台300バーツ~が相場となっている。チャーターでは300バーツ以上請求してくるドライバーもいる。
パタヤにある「パタヤノースバスターミナル」のソンテウ。乗り合いのソンテウはノースパタヤロード側のパタヤノースバスターミナル入口付近に待機している。近くに寄れば、誘導されるかと思う。値段を確認した上で乗り込もう。
大きな荷物を持っていないならバイクタクシーでも良いだろう。バイクタクシーなら場所も柔軟に決められる。料金は目的地によって異なり、1人50バーツから遠くても100バーツ程度になる。バイクタクシーはソンテウが並ぶエリアよりも道路側(バスターミナル入口側)で待機している。
パタヤの地理がわからない旅行者はソンテウでの移動の際、スマホのGoogle Mapsなどで位置を確認しながら移動した方が良いだろう。
SIMカードを購入すれば比較的安定した速度でモバイルでのインターネットがタイの広い範囲で使える。ネット環境は常にあった方がいざというときも安心だろう。
ちなみに、日本ではAmazon、楽天などでタイのSIMカードを安く購入できる。
現地で買うのと料金的にほぼ差がない。バンコクの空港で買うのも面倒だったり、いざという時のためにインターネット環境を予め構築しておきたいなら日本で購入しておくべきだ。
パタヤからバンコクへの帰り方については下記記事を参考に。

帰りに慌てないよう、パタヤからバンコクへの帰り方についても予め目を通しておくべきだ。