バンコク市内からパタヤへ行く方法としては
1.パタヤ行き直通バス
2.タクシー(グラブ、チャーター車)
がおすすめである。パタヤ行き直通バスは多くの外国人旅行者が乗車するため、初心者でも利用しやすくなっている。
バンコク市内のバスターミナルからは
3.ロットゥー(ミニバス:ワゴン車)
も出ている。比較的柔軟に降りる場所を決めれるため、タイ旅行に慣れている人はロットゥーでも良いだろう。慣れていない人はホテルまで迎えに来てくれる乗り合いロットゥーを利用すべきだ。
この記事では空港ではなく、バンコク「市内」から
▶ バスでパタヤへと向かう方法
としてバンコク市内の2つのバスターミナル「エカマイ」「モーチット」からパタヤ市街地までの行き方を解説し、
▶ タクシーでパタヤへ向かう場合の注意点
▶ ロットゥー(ミニバス)でパタヤへ行く方法
▶ パタヤのおすすめホテル
まで詳しく紹介していきたいと思う。
パタヤからバンコクまでの帰り方については下記記事を参考に。

帰りに慌てないよう、こちらも事前に目を通しておくべきだ。
※この記事で紹介する料金やサービスは変わっていることもあります。予めご了承下さい。
バスでバンコク市内からパタヤへと向かう方法
バンコク市内でパタヤ行き直通バスが出ている場所は
・エカマイ(EKKAMAI)バスターミナル
・モーチット(MO CHIT)バスターミナル
・サイタイ(SAI TAI)バスターミナル
・バンナー(BANGNA)バスターミナル
以上の4ヶ所になる。ただし、サイタイおよびバンナーはBTS駅からも離れており、短期旅行者向けではないためこの記事では省略する。
最新の情報は下記公式ホームページを参考に。

バンコク市内からパタヤまでのバスを使ったルートとして
①バンコク市街地(バンコクの宿泊ホテルなど)
⇓(BTSなど)
②エカマイもしくはモーチットバスターミナル
⇓(バス)
③ノースパタヤバスターミナル
⇓(ソンテウなど)
④パタヤ市街地(パタヤの宿泊ホテルなど)
の順で移動しなければならない。もちろん、BTS、バス、ソンテウそれぞれの部分ではお金がかかる。
下記ではエカマイ、モーチット バスターミナルへの行き方および料金、時刻表、パタヤのバスターミナル(到着地)から市街地へ向かう方法までくわしく説明していきたいと思う。
エカマイ バスターミナル(東バスターミナル)からバスでパタヤへ行く方法
バンコク市内からパタヤに向かう場合、一番利用者が多いのはこのエカマイ バスターミナルである。理由としてBTS(バンコク スカイ トレイン)のエカマイ駅からバスターミナルまで徒歩0分で行ける点が大きい。エカマイ以外のバスターミナルは車やバイクによる移動が必要になるからだ。
エカマイ バスターミナルはBTSエカマイ駅の2番出口を出てBTS駅から離れる方向へと数十m進めばすぐに見えてくる。
エカマイ バスターミナルの建物に入ってすぐ正面の右側にチケット販売ブースが並んでいる。「PATTAYA」の文字がある手前のブースがパタヤ行きのチケット売り場になる。チケット購入時には念のため出発時間も確認するようにしよう。
パタヤ行きバス乗り場と料金、時刻表
エカマイ バスターミナルからパタヤまでは119バーツ。始発が5時で30から40分おきに23時まで運行している。旅行客の多いシーズン中は運行頻度も増える。
pattayabus.com(最新の時刻表は公式サイトも参考に)
エカマイ バスターミナルはプラットフォームも大きくない。
1番乗り場で「PATTAYA」の文字が見えるかと思う。シーズンによっては別の場所からも出発する。心配ならバスを乗る前に、チケットを回収するスタッフへチケットを見せた上で「PATTAYA?」などと確認を取った方が良いだろう。
大きな荷物を持っている人は荷物をトランクに預けてからバスへ乗車する。飲み物やバスで使うものは手に持って車内へ入るようにしよう。チケットに座席の番号が書いてある。座席番号は座席の後ろに書いてあるため、それを確認した上で座席に座る。
バスの中は温度調節が上手くなされていない場合もあり、暑かったり、寒かったりする。上着の用意と、2時間以上休み無しの移動になるので、売店で飲み物を買っておくと良いだろう。売店は乗り場のすぐ近くにある。
また、出発前にトイレには行っておいた方が良いだろう。バスにトイレがついてないことも多いからだ。トイレが付いているバスでも、個室が小さく、揺れるので用を足すのが難しい。
エカマイ バスターミナルからパタヤまでは2時間30分程度になる。エカマイ バスターミナル発パタヤ行きバスのパタヤでの到着場所はノース パタヤ バスターミナルのみとなる(ノース パタヤ バスターミナルからパタヤ中心部への移動方法は後述)。
バス運転手に頼めばパタヤでも途中で降ろしてくれる。ホテルなど滞在場所の近くを通るなら途中で降ろしてもらった方が良いだろう。しかし、タイ語でのやり取りが必要になる。
モーチット バスターミナル(北バスターミナル)からバスでパタヤへ行く方法
モーチットと名前があるので、エカマイ同様BTSモーチット駅の近くにあると思われがちである。しかし、実際はBTSモーチット駅から歩いていけるような距離にない。モーチット バスターミナルへはBTSモーチット駅から徒歩だと1時間以上かかる距離になる。
バンコク市内もしくはBTS駅からはタクシーやバス、バイタクで移動することとなる。したがって、バンコク市内からの移動であればBTS駅からも近いエカマイ バスターミナルのほうが便利である。
ドンムアン空港からならA1エアポートバスでモーチット バスターミナルへと直接向かえるため、料金も安く便利だ。A1エアポートバスは終着地がモーチット バスターミナルになる。
ドンムアン空港からA1エアポートバスでモーチット バスターミナルへ行く方法について、詳しく知りたい人は下記記事を参考に。

モーチット バスターミナル。A1エアポートバスもバンコク市内からのタクシーも、だいたいバスターミナルの正面で降ろしてくれる。
パタヤ行きバス乗り場と料金、時刻表
モーチット バスターミナルはバンコクから地方へ多数のバスが出ている。そのため、エカマイ バスターミナルと違い、バスターミナルおよびバス乗り場(プラットフォーム)がかなり広い。パタヤ行きバスの場所は予め頭へ入れておき、チケット購入時にバス乗り場のだいたいの場所、方向は尋ねておこう。
まず、モーチット バスターミナルに着いたら、建物の中に入り、チケット販売ブースでパタヤ行きバスのチケットを購入しなければならない。パタヤ行きバスのチケット販売カウンターはバスターミナル構内のインフォメーション近くにある。
左がモーチット バスターミナルのインフォメーション。ここでパタヤ行きバスのチケット売り場を聞けば良い。インフォメーションはモーチット バスターミナル正面から建物に入り、荷物検査後のフロア近くにある。
パタヤ行きバスチケットの販売カウンター。「PATTAYA」の文字が目印。現在ではインフォメーションの近く、48Cおよび48Dがチケット販売カウンターになっている。
モーチット バスターミナルからパタヤまでは高速道路で128バーツ、有料道路で119バーツ。時間は、始発が4時30分で30、40分おきに22時まで運行している。こちらもシーズン中は運行頻度を増やしている。
pattayabus.com(最新の時刻表は公式サイトも参考に)
この高速道路(Motorway)と有料道路Bangna-Trad Rd(Toll way)では通るルートの違いだけで値段が変わってくる。
高速道路は空港からのパタヤ行きバスと同じルート、有料道路はエカマイからのパタヤ行きバスと同じ道路である。値段は違うが時間や到着場所に差はない。
現在、パタヤ行きバスはプラットフォーム4の78番から出ている。
パタヤ行きバス乗り場のプラットフォーム4の78番を目指して進む。トイレはプラットフォームへ向かう前に、モーチット バスターミナル構内で先に済ましておこう。
バス乗り場の地図。紫色がプラットフォーム4。プラットフォーム4の中に78の数字がある。外へ出てからだとわかりづらいので、予め乗り場の場所は頭へ入れておくべきだ。
78番乗り場があるプラットフォーム4は建物から出て、右斜め方向にある。バス駐車場はかなり広いので時間には余裕を持ってプラットフォームへ移動しよう。
モーチット バスターミナルからパタヤまでもだいたい2時間30分から3時間程度になる。モーチット バスターミナル発パタヤ行きバスのパタヤでの到着場所もノース パタヤ バスターミナルになる(ノース パタヤ バスターミナルからパタヤ中心部への移動方法は後述)。
パタヤのバスターミナルからパタヤ市街地への移動
バスでバンコク市内からパタヤへと向かった場合、ノース パタヤ バスターミナルが終着地点になる。
ノース パタヤ バスターミナルからパタヤ中心部までは徒歩で1時間はかかる距離にある。したがって、ノース パタヤ バスターミナルからは入口付近に待機しているソンテウもしくはバイタク(バイクタクシー)へ乗り、ホテルなどの目的地へ行った方が良いだろう。
パタヤでのわかりやすい行き先(場所)やソイ(路地)番号は把握しておき、お金を渡す際、ソンテウへ乗る際、ドライバーに伝えれば良い。ヒルトンなどの有名なホテル、ウォーキングストリートならドライバーも知っているためホテル名でも良い。
パタヤの地理やソンテウの乗り方についての説明は下記記事も参考に。

上記記事でソイの位置関係を把握しておけば、中心部で迷子になることはないだろう。
ノースパタヤバスターミナルのソンテウは
・人数が一杯になったら出発する便
・チャーター便
の2通りがある。原則としてビーチロード、セカンドロード方向へと向かう。これら以外のエリアに滞在する場合、多めの料金を払ってチャーターが必要なときもある。
人数が一杯になったら出発する便は1人50バーツ、チャーターの場合は1台300バーツ~が相場となっている。チャーターでは300バーツ以上請求してくるドライバーもいる。
パタヤにある「ノース パタヤ バスターミナル」のソンテウ。乗り合いのソンテウはノース パタヤ ロード側のノース パタヤ バスターミナル入口付近に待機している。近くに声をかけられるかと思う。値段を確認した上で乗り込もう。乗り合いソンテウの場合1人50バーツが相場である。
大きな荷物を持っていないなら、バイクタクシーでも良いだろう。バイクタクシーなら場所も柔軟に決められる。料金は目的地によって異なり、1人50バーツから遠くても100バーツ程度になる。バイクタクシーはソンテウが並ぶエリアよりも道路側(バスターミナル入口側)で待機している。
ウォーキングストリート周辺まで行けばソンテウを乗り継いで目的地へ行くのも難しくはない。その際もスマホのGoogle Mapsなどで位置を確認しながら移動した方が良いだろう。したがって、パタヤへ移動する前に、SIMカードの購入も済ませておくべきだ。
タイで使えるSIMカードは日本の方が安く購入できる。何故なら有効期限が短かったり、少し前のパッケージが売られているからだ。
有効期限が短くても旅行時に有効なのでこちらでも問題ない。日本で購入しておくと、タイの空港に着いた時からインターネットを利用できるため便利である。
タクシー(チャーター車)でパタヤへ向かう場合の注意点
タクシーならバンコク市内のどこからでも利用できる。料金は高いものの、今いる場所から目的地までピンポイントで運んでくれる。近くの通りでタクシーが捕まえられない場合はグラブ(Grab)と呼ばれるアプリを利用すれば良い。

タクシー、グラブよりも安く行く方法として貸切のチャーター車もある。チャーター車は大人数で移動する場合も便利である。
バンコク市内からパタヤまでのタクシー料金
バンコク市内からパタヤまで、高速代を含めないで1300バーツから1600バーツ程度が相場である。基本的には高速代込で1500バーツ+αが目安と覚えておけば良いだろう。メーターを使っても1500バーツ程度にはなるので、交渉でも1500バーツが基準になる。長距離1回で大きく稼ぎたいタクシー運転手だけが1300バーツまで下げてくれる。もちろん、タクシーを乗る場所によっても料金に違いは生じる。
ただし、「トータル1500バーツ」で納得したのに、高速代を別途要求してくるタクシー運転手もいる。支払時揉める場合も多いので、高速代金については何度か確認しておくべきだ。
ドンムアン空港はバンコク中心部よりもパタヤから離れており、スワンナプーム国際空港の方がパタヤに近い。
グラブではドンムアン空港からパタヤが1400バーツから1850バーツ。スワンナプーム国際空港からパタヤが1100バーツから1400バーツだった。
貸切チャーター車
タクシーもしくはグラブでパタヤへの移動を考えている人は貸切チャーター車での移動も検討すべきだ。貸切チャーター車なら5000円程度でパタヤへ行ける。これは高速料金等も含んだ料金である。したがって、タクシーよりも安くパタヤへ行ける。
3人乗りで5000円程度~。最大10人まで乗れるバンでも7500円程度(kkday.comより)。
3人乗りで5000円程度~。最大10人まで乗れるバンならこちらの方が安い。大人数での移動なら、タクシーよりも断然安くなる(klook.comより)。
貸切チャーター車の予約は下記ページから行える。
>>> バンコクからパタヤへの貸切チャーター車予約ページ(kkday)
>>> バンコクからパタヤへの貸切チャーター車予約ページ(klook)
貸切チャーター車はタクシーとは違い、値段などの交渉も必要ない。ホテルのロビーまで迎えに来てくれ、パタヤの目的地まで運んでくれるため便利である。予約時に記入欄にて、バンコクでの宿泊ホテル名および住所を記載するため、言葉によるコミュニケーションもほぼ不要だ。
KKdayは2日以前のキャンセル、Klookは24時間以前のキャンセルなら全額返金されるため、忘れないうちに予約だけは早めにしておいた方が良いだろう。
タクシーと同様に24時間運行している。ただし、時間は予約時に指定しなければならない。時間の変更をしたいなら2日以前に行う必要がある。
ロットゥー(ミニバス)でパタヤへ行く方法
パタヤ行きのロットゥーもバスと同様に
・エカマイ(EKKAMAI)バスターミナル
・モーチット(MO CHIT)バスターミナル
・サイタイ(SAI TAI)バスターミナル
・バンナー(BANGNA)バスターミナル
以上の4ヶ所から出ている。
ロットゥーではパタヤの到着地もバスより柔軟に決められるため便利である。また、パタヤ中心部まで向かってくれるため、ノースパタヤバスターミナルからの移動費も抑えられる。
ただ、バスターミナルから出てるロットゥーは基本的に観光客向けのサービスではない。パタヤの地理がある程度頭へ入っていなと降りる場所もわからず、利用しづらい部分はある。パタヤが経由地になっているロットゥーもあり、運転手も親切には教えてはくれないため、パタヤを通り過ぎてしまうことも多々ある。ドライバーは英語ができないため、タイ語によるコミュニケーションも必要になるだろう。
旅行者におすすめのロットゥーとしてはホテルまで迎えに来てくれるパタヤ行き乗り合いロットゥーである。乗り合いロットゥーは外国人旅行者向けのサービスであり、バンコク市内のホテルからパタヤ市内のホテルまで乗り換え時もガイドしてもらえる。移動時間、移動コストもトータルではバスとそこまで違いがない。タクシーよりも費用を抑えられるのだ。ただし、観光客の少ないシーズンはサービスを提供していない日も多いので利用ができない。
下記ではモーチットのミニバスターミナルにおけるロットゥーとバンコクのホテルからパタヤのホテルまで向かってくれる乗り合いのロットゥーによるパタヤへの行き方を紹介していく。
モーチットのミニバスステーション
モーチットのパタヤ行きロットゥーはモーチットバスターミナル近く、道路を挟んですぐの場所にある「ミニバスステーション」から出ている。ただ、タクシーもモーチットバスターミナルの方がわかりやすい。したがって、まずはモーチット バスターミナルを目指すと良い。
モーチット バスターミナルからパタヤ行きロットゥーが出ているミニバスステーションまで徒歩数分である。
モーチット バスターミナルからミニバスステーションへのルート。距離にして200m程度、徒歩数分の距離である。青のチェックがモーチットバスターミナル正面入口、赤茶色のチェックがミニバスステーション。
モーチット バスターミナル正面に着いたら、前を走る道路を渡って向かい側へ行く。
モーチット バスターミナル前の道路。A1エアポートバスやタクシーはモーチット バスターミナルのこの辺で降ろしてくれる。
前の道路を渡る際にはモーチット バスターミナル近くの横断歩道橋を利用すれば良い。
モーチット バスターミナル近くの横断歩道橋。モーチット バスターミナルを右側にして前へ進む。写真中央奥付近にミニバスステーション入口がある。
ミニバスステーション入口。モーチットバスターミナルと道路を挟んですぐの場所にある。
モーチット バスターミナルからパタヤ行きロットゥーは複数の路線が出ている。料金も70バーツからと様々である。
ミニバスステーション入口近くにインフォメーションセンターがある。最初はインフォメーションセンターで「パタヤ行きロットゥーのチケット売り場はどこか?」と聞けば良いだろう。「パタヤ チケット」「パタヤ ロットゥー」の言葉だけでも十分通じる。
ミニバスステーションの敷地に入ってすぐのインフォメーションセンター
ミニバスステーションのマップ。正面中央の黄色①がミニバスステーション入口。インフォメーションセンターは④。
チケットを購入すると、番号が書かれたカードプラスチックのカードが渡される。チケットが売られている建物から出ると、ミニバスが停まったエリアに出る。
Bエリアの駐車場。番号札を参考に、数字の近くに停車しているロットゥーへ向かおう。
レシートに出発時間が書いてあり、乗客を乗せていっぱいになったら出発する。ドライバーからは車に乗って待機するように言われるため、乗り場を確認したら車へ近づく前にトイレなどは済ませておこう。
バンコクのミニバスステーションからパタヤまでは2時間から2時間30分程度になる。現地タイ人向けの移動手段であり、パタヤが終着地点とは限らない。したがって、出発時(乗車時)およびパタヤに着いたら、どこどこで降ろしてほしいとドライバーに伝えるべきだ。英語は基本的に通じないため携帯電話はインターネットに繋げ、Google Mapなども用意した方が良いだろう。パタヤへ移動する前に、SIMカードの購入も済ませておくべきだ。
日本で購入しておくと、タイの空港に着いた時からインターネットを利用できるため便利である。
バスの方がコミュニケーションも特に必要なく、パタヤまで連れて行ってくれる。外国人観光客向けのサービスになっているため、基本的にはバスでの移動の方がおすすめである。
ただ、ネットの旅行代理店で予約できるパタヤ行き乗り合いロットゥーなら、現地タイ人向けではないため利用しやすくなっている。
パタヤ行き乗り合いロットゥー
バンコクではロットゥーもバスもバスターミナルまでの移動費および時間がかかる。パタヤのバスターミナルに着いても、そこからパタヤ中心部への移動料金がかかる。
「バスターミナルまでの移動料金(バンコク)」+「パタヤ行きバスの料金」+「ノースパタヤバスターミナルからパタヤ中心部への移動費(パタヤ)」
タクシーやチャーター車はホテルもしくはホテル周辺で捕まえられ、パタヤのホテルまで向かってくれる。ただ、料金が高い。
これらのデメリットを解消してくれるのがパタヤ行きの乗り合いロットゥーである。パタヤ行き乗り合いロットゥーならバンコク市内のホテルまで迎えに来てくれる。その後は36席のバスへ乗り換えて、再度10席のバンに乗り換えるが、パタヤでも目的地まで送迎してもらえる。
また、料金も350バーツ程度である。350バーツという値段だけ見ればバスや通常のロットゥーよりも高い。しかし、バスなどで生じるバンコクおよびパタヤでの移動料金、移動や待ち時間などを考慮すれば乗り合いロットゥーの方がコスパは良いだろう。
くわえて、大きな荷物の追加料金は50バーツである。通常のロットゥーでは一人分の料金を取られるため、大きな荷物を持っている人にも乗り合いロットゥーがおすすめだ。
バンコクからパタヤ行きの乗り合いロットゥーは下記ページから予約できる。
>>> バンコクからパタヤ行き乗り合いロットゥー
※現在は新型コロナウイルスの流行後はサービスを停止している日が多いです。
日付、[バンコク→パタヤ]乗合送迎サービス、時間帯を選択する。時間は9時、13時、17時30分から選択できる。
2日以前のキャンセルなら全額返金されるため、予め予約しておくと良いだろう。
>>> バンコクからパタヤ行き乗り合いロットゥー
※現在は新型コロナウイルスの流行後はサービスを停止している日が多いです。
出発日までに、バンコクでのピックアップ時間について現地オペレーターから確認の連絡がある。ピックアップ時間は、選択した出発時間の15分から60分前になっている。
タクシーよりも安く、バスターミナルまでの移動も必要ないためバスよりも便利である。タイ旅行初心者にもおすすめの移動手段だ。
パタヤのおすすめホテル
パタヤでの滞在を考えた場合、旅行者に最もおすすめなのがパタヤビーチ周辺エリアである。
下記でもこのパタヤビーチ周辺エリアにある旅行者におすすめの
>>> ウォーキングストリートへ徒歩0分。繁華街を目の前にしたビーチロード沿いの格安ホテル
>>> ウォーキングストリートエリアにあり、ウォーキングストリート、パタヤビーチを一望できるホテル
上記2つのホテルをくわしく紹介していきたいと思う。
この記事で紹介しているホテルを含む、パタヤでおすすめホテルの場所については下記Google Mapsも参考に。
パタヤのおすすめホテル地図。右上の枠の記号(拡大地図を表示)をクリックして拡大で表示すると見やすくなる。左上の矢印が付いた枠記号を押すと、おすすめホテル一覧や主要な通りなども表示されます。
アット シー レジデンス(At Sea Residence)
左奥がウォーキングストリート入口ゲート。右側の建物がアットシーレジデンスの入居する建物である。上のGoogle Mapsでは茶色ホテルアイコンの位置にある。
アット シー レジデンス(At Sea Residence)はパタヤのビーチロード、ウォーキングストリート入口ゲート前で営業する格安ホテル。ウォーキングストリートから徒歩0分、ホテルを出たら目の前にウォーキングストリートがある好立地だ。
写真左側にウォーキングストリート入口ゲートがある。中央建物のエスカレーターを登るとホテルフロアになっている。建物1階ではバービアが入居し、夜から営業している。
アット シー レジデンスは追加料金を払うとチェックアウト時間の延長(レイトチェックアウト)もできる。部屋のプランにもよるが、400~700バーツの追加料金で21時まで滞在できる。通常は1泊分の料金を請求されるが、こうしたレイトチェックアウトに対応してるホテルなら滞在費を抑えられる。夕方以降にチェックアウトしたい人には嬉しいサービスだ。ただし、事前に予約しておかないと、客の予約が入り、延長不可になることもあるので注意。
バスルームのカーテンを上げると透明なガラス張りで、入浴が丸見えになるエロい構造。
部屋は少々古さがあるものの清潔で、2人までなら十分な広さがある。クローゼットにはセキュリティボックス(金庫)も完備されている。
値段の安いスーペリアルームのウォーキングストリート側景色。部屋は海に突き出ているため殺風景である。夜もウォーキングストリート方面は明かりしか見えない。ちなみに、左奥に見える大きな建物はウォーキングストリートのおすすめホテル「グランド ホテル パタヤ」である。
スーペリアルームよりも料金の高いシービュールームは大きな窓からパタヤビーチが広がっている。カップルでリゾート気分を味わいたいならシービューの部屋を予約すべきだ。
洗面所とバスタブ付きのお風呂もある。カップルで泊まれば、仲良くバスタイムを楽しめるだろう。
アット シー レジデンスは同じ建物の1階でバービアが営業しており、ウォーキングストリートにも近い。しかし、部屋の中までは騒音も聞こえなかった。若干音楽が聞こえるぐらいで、睡眠の邪魔にはならなかった。もちろん、部屋の場所にもよるし、気になる人は気になるかもしれない。
部屋は古い部分もある。しかし、清掃は行き届いており、一番安いスタンダードダブルルームでも広々としているためカップルでの宿泊にも悪くないだろう。パタヤを遊び尽くすのには好立地にもかかわらず、格安ホテル並の料金で泊まれる。
具体的な料金は下記リンク先でチェックインとチェックアウトの日付を入れるだけで確認できる。宿泊料金を比較するために予め見ておいた方が良いだろう。
>>> アット シー レジデンス(格安ホテル予約サイト 最新料金)
>>> アット シー レジデンス(Expedia 最新料金)
ジョイナーフィーは無料なので宿泊者が2人でも1人分の料金で予約できる。ウォーキングストリート入口ゲートの目の前というわかりやすい場所にあるため、タイ旅行初心者にもおすすめのホテルだ。
ちなみに、アットシーレジデンス長期宿泊者向けの割引プランもある。
左の看板に「ROOM FOR RENT」の文字。ビザの無い外国人でもデイリー、ウィークリー、マンスリーレントが可能である。
ここに長期滞在したら現実世界へ戻るのに苦労するだろう。
グランドホテル パタヤ(Grand Hotel Pattaya)
グランドホテル パタヤ(Grand Hotel Pattaya)はウォーキングストリートから出るソイで営業している。ホテルを出ればすぐ徒歩0分でウォーキングストリートへ行ける場所にあり、ビーチロードにも近い。にもかかわらず、値段は格安ホテル並に安くなっている日もある。コスパが非常に良いホテルである。上のGoogle Mapsでは灰色ホテルアイコンの位置にある。
ウォーキングストリートから出るソイ(小道)。すぐ前にグランドホテル パタヤが見える。
ホテル受付。チェックイン時に希望すれば、ビーチロード側の部屋も指定できる。ウォーキングストリート、パタヤビーチを一望できるため、ビーチロード側の部屋がおすすめである。ただ、ビーチロード側の部屋を希望しても、同じプランの部屋に空きが無ければ200~500バーツ程度を払ってアップグレードしなければならない。お客さんの多いシーズン中は通常、追加料金が必要になる。
部屋のバルコニーから見たビーチロードとウォーキングストリート。手前がウォーキングストリートで奥がビーチロードになる。部屋からパタヤの中心部を一望できるは興奮ものだろう。
ホテル客室。部屋はそれなりに新しくてキレイである。ベッドの上にある象はフェイスタオルとバスタオルで作られている。
もちろん、無料WiFiもついており、動画が見れるぐらいには速度も出ていた。
ビーチロード側客室からの景色。窓が大きいため部屋も広く感じる。
パタヤで随一の繁華街ウォーキングストリートにあり、上層階客室からの眺めも良い。それなのに、価格は非常にお手頃だ。シーズン中でなければ朝食付で格安ホテル並の料金となっている。
具体的な料金は下記リンク先でチェックインとチェックアウトの日付を入れるだけで確認できる。宿泊料金を比較するために予め見ておいた方が良いだろう。
>>> グランドホテル パタヤ(格安ホテル予約サイト 最新料金)
ジョイナーフィーは無料なので宿泊者が2人でも1人分の料金で予約できる。予約者以外の人と部屋で過ごす場合はID(パスポート)を預ける必要はあるが、くわしいチェックはなされなかった。
シーズン外でもすぐに満室になってしまうので、先に予約だけでもしておいた方が良いだろう。旅行サイトでは予約時に後払いの選択もできる。
バンコク市内からパタヤへのアクセスまとめ
この記事で紹介したバンコク市内からパタヤへの移動手段をまとめると下記のようになる。
アクセス方法 | 移動区間 | 料金 | 運行時間 |
パタヤ行きバス | バンコク市内のバスターミナル⇒パタヤのバスターミナル | 119バーツ~ | 5時から23時 (エカマイバスターミナル) |
タクシー(グラブ) | バンコク市内⇒パタヤ市内の目的地 | 1300バーツ~1600バーツ | 24時間 |
チャーター車 | バンコク市内⇒パタヤ市内の目的地 | 1300バーツ~ | 24時間 |
ロットゥー | バンコク市内のバスターミナル⇒パタヤ市内の目的地 | 70バーツ~ | 朝から夜まで(路線によって異なる) |
乗り合いロットゥー | バンコク市内⇒パタヤ市内の目的地 | 350バーツ~ | 朝から夕方まで |
直通バスや(グラブ含む)タクシーは外国人旅行者にとってメジャーなパタヤへの移動手段になっている。ただ、タクシーを利用するなら、料金が安い上に交渉の煩わしさから解放されるためにもチャーター車の方が良いだろう。10人まで乗れるチャーター車もあるため、大人数で移動するにも料金を安くできる。
現地タイ人向けのロットゥーはパタヤの地理をある程度理解した上で、ドライバーとのコミュニケーションも取れるなら、安くパタヤへ行く手段になる。ただ、外国人旅行者向けのサービスになっていない。外国人旅行者なら移動の利便性を踏まえても、乗り合いロットゥーの方が良いだろう。
パタヤからバンコクへの帰り方については下記記事を参考に。

帰りに慌てないよう、パタヤからバンコクへの帰り方についても一通り目を通しておくべきだ。