アユタヤは古都アユタヤとも言われ、今でも多くの遺跡が市内に残されている。アユタヤ観光ではこの遺跡巡りが中心になるだろう。遺跡の他には14世紀頃に形成された日本人町の跡地、水上マーケットの観光も人気である。
観光を目的とする場合、たい焼きの形をした川に囲まれたエリアに滞在すると、観光スポットにも回りやすい。
川で囲まれたアユタヤ中心エリア(©OpenStreetMapより)。ブルーのラインが川。オレンジ部分は鉄道アユタヤ駅。
夜遊びおよびビジネスでの滞在なら、川で囲まれた中心地から少し東(南東)、ロジャナ通り(Rojana Road)沿いもしくはロジャナ通りに出やすいホテルが良い。
日本のスナックやキャバクラに近いカラオケやバー、ナイトマーケットのある繁華街はアユタヤ グランド ホテル(Ayutthaya Grand Hotel)周辺にある。ここへは中心地からロジャナ通りを通って東へ3km程度、車で15分弱になる。
日系企業も入居しているロジャナ工業団地は中心地からロジャナ通りを通って東へ10km、車で30分弱の位置にある。
この記事ではなるべく不便を感じることが無く、アユタヤ観光から夜遊びを楽しみたい人、ビジネス目的まで訪問する幅広い層に向け
▶ アユタヤのおすすめホテル
を
▶ リゾートホテル
▶ ゲストハウス
▶ 都市型ホテル(サービスアパートメント型ホテル)
に分け、その利用方法についても紹介するとともに
▶ アユタヤのホテルを宿泊する前に知っておくべきこと
についても述べていきたいと思う。
アユタヤのおすすめホテル
ワット チャイ ワタナラーム(Wat Chai Watthanaram)
まず、アユタヤのホテルをリゾートホテル、ゲストハウス、都市型ホテルに分けて紹介する。この記事で紹介するホテルの具体的な料金は記事内のリンク先でチェックイン、チェックアウトの日付を入れるだけで確認できる。
※ リンク先のホテル予約サイトで金額が表示「されない」場合は、その予約サイトの枠が埋まっている。ホテル予約サイトで表示されない場合は他のホテルも検討してほしい。
▶ アユタヤのおすすめリゾートホテル
>>> 【1泊1万2000円~】便利な立地にありアユタヤ遺跡も目の前に望めるリバーサイドのオシャレなリゾートホテル
>>> 【1泊4000円~】アユタヤ中心地で遺跡を回るのにアクセスしやすい位置にあるオシャレで手頃な価格の新築リゾートホテル
>>> 【1泊1万円~】便利な立地にありアユタヤ遺跡も望めるリバーサイドのオシャレなリゾートホテル
▶ アユタヤのバックパッカー向けゲストハウス
>>> 【1泊2000円~】バックパッカーの多いエリアにあり、節約旅行者向けのゲストハウス型ホテル
▶ アユタヤのおすすめ都市型ホテル
>>> 【1泊6000円~】鉄道アユタヤ駅から徒歩圏内!便利な立地にあり、施設も充実した都市型ホテル
>>> 【1泊8000円~】アユタヤ遺跡にも繁華街へもアクセスが良く、滞在中快適に過ごせる設備の整ったサービスアパートメント型ホテル
>>> 【1泊4000円~】アユタヤの繁華街にあり、夜の観光を楽しみたい人向けの都市型ホテル
>>> 【1泊5000円~】ショッピングモールの上層階にあり、繁華街へのアクセスにも便利なサービスアパートメント型ホテル
タイのホテルは通常、1部屋に対して料金がかかる。定員(通常は2人)を越えなければ何人泊まっても同じ料金になる。つまり、1部屋1万円の部屋に2人で宿泊したなら、1人あたり5000円となる。
ただし、ドミトリーでは1人あたりの料金となり、夜遊びなどで泊める人を増やす場合はJF(ジョイナーフィー=追加料金)を請求されることもある。ジョイナーフィーはホテルごとにルールを定めているが、スタッフが小遣い稼ぎのために要求してくることもある。スタッフの独自判断もあるため、ジョイナーフィーが毎回無料になってるとは限らない。
アユタヤの有名遺跡や観光、夜遊びスポットを含む、おすすめホテルの詳細な場所は下記Google Mapsを参考に。
アユタヤ観光、ホテル地図。右上の枠の記号(拡大地図を表示)をクリックして拡大で表示すると見やすくなる。左上の矢印が付いた枠記号を押すと、おすすめホテル一覧やプレイスポットも表示されます。
下記で紹介するホテルの場所は、このマップを別タブ・ウインドウ(もしくはアプリ)で開いておくと参照しやすいです。
旅行サイトにあるアユタヤ全ホテルで比較したい人は下記ページを参考に。下記リンク先でチェックイン、チェックアウトの日付を入れるだけで空室と具体的な値段を確認できる。
おすすめホテルについてはカップルや家族、一人旅といった旅行者のタイプによっても違いが出てくる。したがって、どういった層におすすめなのかも含めて「リゾートホテル」「ゲストハウス」「都市型ホテル」の順に詳しく紹介していきたいと思う。
アユタヤのおすすめリゾートホテル
サラ アユタヤ(sala ayutthaya)の部屋から見た夜景。川の向こうに遺跡が望める。
アユタヤには自然との調和をコンセプトにしたリゾートホテルがいくつかある。ホテルの敷地内は緑が豊富で、野鳥の鳴き声が室内でも聞こえてくる。
欧米ではナチュラリストを自ら名乗る人も多く、休暇で自然を楽しむという考えがより進んでいる。街中に遺跡が広がるアユタヤにも合ったコンセプトであり、アユタヤ観光の際には最もおすすめなホテルのタイプである。
下記ではアユタヤでおすすめのリゾートホテルを紹介したいと思う。
ホテルの近場にトゥクトゥクが停車していたり、観光用のトゥクトゥクを受付で手配できる。観光拠点としても最適である。
サラ アユタヤ(sala ayutthaya)
サラ アユタヤ(sala ayutthaya)はアユタヤのリバーサイドで営業しているホテルである。上のGoogle Mapsでは水色ホテルアイコンの位置にある。
ホテルの目の前にはチャオプラヤ川が流れ、川の向こうにはワット プッタイ サワン(Wat Phutthai Sawan)がある。レストランやリバービューの部屋ではこうした遺跡を望める。
ホテルはアユタヤ中心部南の大通り「ウトン ロード(Uthong Rd)」沿いにあり、ホテル周辺にはレストランからコンビニの他、病院もある。病院前にはトゥクトゥクが多数待機しているため、移動の際にも便利である。
ウトン ロードに停車するトゥクトゥク。ホテルから徒歩1分程度の場所に待機している。昼間はこのトゥクトゥクでアユタヤの広い範囲を移動できる。
道で待機しているトゥクトゥクだったり、道路を走っている流しのトゥクトゥクとは値段や片道での移動交渉も可能なので料金も安くできる。
夕方以降は待機しているトゥクトゥクもいなくなる。それでもホテル前のウトン ロードは他の場所に比べ、トゥクトゥクが捕まえやすい。
ホテル敷地内、客室へ向かう通路。白と茶色を基調とした石造りのオシャレなホテルで、客室にも統一感が出ている。
通路を抜けるとリバーサイドのレストランにぶつかる。
デラックス ルーム リバービューのプラン。窓の外には遺跡が広がり、まるで絵画のような景色である。
シャワースペースの他、バスタブもある。シャワーの水圧も強くて良かった。
シャワースペースのブラインドを上げると、ここからも遺跡が見れる。
部屋のいたる所からも遺跡が見れる。部屋の外にはテラス席もある。アユタヤならではの楽しみ方ができるだろう。
ホテルは大通り沿いの割りと便利な場所にあり、トゥクトゥクも夜まで待機しているため移動の際にも便利である。
時期や条件によっては1泊1万2000円以下でも宿泊できる。具体的な料金は下記リンク先でチェックインとチェックアウトの日付を入れれば確認できる。宿泊料金を比較するために予め見ておいた方が良いだろう。
宿泊者が2人でも1人分の料金で予約できる。大人4人まで宿泊できる部屋が用意されており、1人あたり6000円程度でも宿泊できる。ただし、年末などの旅行シーズンになるとリバーサイドの部屋は値段も高くなる。また、4人部屋は早めに予約しないと埋まってしまうので注意。
カップルや家族、女性グループなど、リゾート気分を味わいたいすべての旅行者におすすめのホテルだ。
スリッパ プラナコーン シー アユタヤ ホテル(Silp-Pa Phra Nakhon Si Ayutthaya Hotel)
スリッパ プラナコーン シー アユタヤ ホテル(Silp-Pa Phra Nakhon Si Ayutthaya Hotel)はアユタヤ中心地を囲む川の内側で営業している。ホテルの敷地および、周辺エリアも緑に溢れており、落ち着いた雰囲気の中にある。上のGoogle Mapsでは緑色ホテルアイコンの位置。
ホテルの敷地にあるカフェスペース。ホテル滞在中もリラックスできるだろう。
スペリオール ツイン ルームのホテル客室。一番狭い部屋である。これより大きな部屋でも1000円程度の違いしかないため、部屋が狭く感じたらアップグレードすれば良いかと思う。
WiFiの速度は動画がサクサク見えるぐらい速かった。
このホテルでは基本的に、全てのプランで朝食が付いている。
スリッパ プラナコーン シー アユタヤ ホテルの朝食。朝食としてはスタンダードなものになる。色合いも良く、個人的にはちょうどよい量だった。
ホテルはアユタヤの遺跡エリアへも広くアクセスしやすい位置にあり、ホテルから3km圏内に多くの遺跡がある。アユタヤ滞在中はエクササイズも兼ねて、自転車で遺跡を回っても良いだろう。ただし、年中30℃を越える気温になっているため、水分補給と日焼け止めクリームなどは利用すべきだ。
建物も新しいリゾートホテルにも関わらず、時期や条件によっては1泊5000円以下でも宿泊できる。具体的な料金は下記リンク先でチェックインとチェックアウトの日付を入れれば確認できる。宿泊料金を比較するために予め見ておいた方が良いだろう。
>>> スリッパ プラナコーン シー アユタヤ ホテル(格安ホテル予約サイト 最新料金)
>>> スリッパ プラナコーン シー アユタヤ ホテル(Expedia 最新料金)
宿泊者が大人2人でも1人分の料金で予約できる。大人3人まで宿泊できる部屋が用意されており、1人あたり2000円程度でも宿泊できる。アユタヤでより手頃な価格のリゾートホテルに宿泊したい人におすすめのホテルである。
注意点として、ホテル周辺は夜8時以降になると真っ暗になり寂しい雰囲気となる。昼間しっかりと観光して、夜は遅くとも9時頃までに活動を止める旅行者におすすめのホテルだ。
もちろん、夜になってもトゥクトゥクなどを利用すれば、広い範囲へお出かけできる。ホテル受付でトゥクトゥクを呼んでもらえるし、朝から夕方まではホテルから徒歩数分の大通りで捕まえられる。
アイ ユーディア(iuDia)
アイ ユーディア(iuDia)はアユタヤのリバーサイドにあるコテージ型ホテルである。サラ アユタヤ(sala ayutthaya)のすぐ隣りにあるホテルで、サラ アユタヤと同様に、リバーサイドで遺跡が望めるホテルである。上のGoogle Mapsでは黒色ホテルアイコンの位置にある。
木でできたコテージ型のホテル。アイ ユーディアのリバーサイドはプールになっている。川の向こうにはワット プッタイ サワンが見える。
ワット プッタイ サワン(Wat Phutthai Sawan)。夜にはライトアップされてキレイである。
部屋前のスペースにはマッサージ台と椅子とテーブルが置かれている。ここでゆっくりとお酒を飲むこともできる。
デラックス リバービューの客室。天井も高く、広々としている。2人までなら十分な広さである。
遺跡も見える川側の部屋である。ただし、サラ アユタヤ(sala ayutthaya)よりも位置的に遺跡が見にくくなっている。
シャワースペースにはバスタブもあるのでゆっくりとお湯に浸かれる。
基本プランで朝食も付いてくる。朝食はホテル内にあるカフェレストランで提供される。
リゾートホテルであり、敷地内に自然も多いので、部屋の前には珍しい鳥が来ていた。朝には鳥の鳴き声が聞こえてくる。リラクゼーションを目的とした旅行にはピッタリのホテルだろう。
時期や条件によっては1泊1万円以下でも宿泊できる。具体的な料金は下記リンク先でチェックインとチェックアウトの日付を入れれば確認できる。宿泊料金を比較するために予め見ておいた方が良いだろう。
こちらのホテルは予約できるサイトが限定されている。上記サイトなら宿泊者が大人2人でも1人分の料金で予約できる。4人まで宿泊できる部屋が用意されており、1人あたり4000円程度でも宿泊できる。
リバーサイドの部屋は少々値段が高くなる。ただし、2人まで同じ料金で泊まれるため、そこまで負担は大きくないだろう。カップルや家族、グループなどでのアユタヤ旅行者におすすめのホテルだ。
アユタヤのおすすめゲストハウス
古都アユタヤにもバックパッカーの集まるエリアがある。中心部から北東の位置にあるソイ パーマファラオ(Pa Maphrao)とナレサン ロード(Naresuan Rd)間の通りはバックパッカーが多く、レンタル自転車屋やレストラン、旅行代理店などのお店が充実している。バンコク行きのロットゥーが出ているのもこのエリアだ。
右に見えるのがレンタルサイクル屋。このまま南へ数十メートルの位置にはバンコクからアユタヤ行きロットゥーの到着地があり、アユタヤ発のバンコク行きロットゥーもここから出ている。
もちろん、バックパッカー向けのゲストハウスもいくつか営業している。その中でもおすすめのゲストハウスを紹介したいと思う。
トニーズ プレイス ベッズ & ブレックファスト(Tony’s Place Beds & Breakfast)
トニーズ プレイス ベッズ & ブレックファスト(Tony’s Place Beds & Breakfast)はバックパッカーが集まるエリアで営業している。アユタヤのゲストハウスの中でも特に便利な立地にある。上のGoogle Mapsでは茶色ホテルアイコンの位置。
ホテル1階はレストランになっている。時期にもよるかと思うが、数多くの欧米系バックパッカーがいる。
木でできたコテージ型の建物に部屋がある。建物自体は新しくないものの、館内は比較的清潔に保たれている。
こちらのゲストハウスで提供されている部屋はすべてシングルルームになる。トイレやシャワースペースは各部屋ごとに付いている。
洗面所、シャワールーム。シャワールームのすぐ前が駐車場になっている。女性など、人通りが気になるようなら、部屋の場所は希望を出した方が良いだろう。
立地だけでなく値段的にもバックパッカーのアユタヤ観光には最適なホテルかと思う。
時期や条件によっては1泊2000円以下でも宿泊できる。具体的な料金は下記リンク先でチェックインとチェックアウトの日付を入れれば確認できる。宿泊料金を比較するために予め見ておいた方が良いだろう。
>>> トニーズ プレイス ベッズ & ブレックファスト(格安ホテル予約サイト 最新料金)
>>> トニーズ プレイス ベッズ & ブレックファスト(Expedia 最新料金)
料金は後払いもできるので、予約だけは先にしておこう。宿泊者が大人2人でも1人分の料金で予約できる。大人4人まで宿泊できる部屋が用意されており、1人あたり1000円程度でも宿泊できる。
建物は古く、部屋も決して広くはない。ただ、節約旅行をしている人には悪くない選択かと思う。
アユタヤのおすすめ都市型ホテル
クルンシリ リバー ホテル(Krungsri River Hotel)
都市型ホテルとはコンクリートで作られたビルに入居するホテルで、都市型生活を送るためのサービスも充実したホテルである。土地の値段が高いバンコクなどでは多くのホテルがこうした都市型のホテルになっている。
ビジネスでのロジャナ工業団地訪問もしくは夜遊び目的の人は繁華街周辺や大通り沿いの都市型ホテル(サービスアパートメント)が便利だろう。アユタヤにもこういった都市型ホテルが大通り近くでいくつか営業している。
下記ではアユタヤの都市型ホテルについて、利便性や特徴を踏まえた上で、おすすめだけを紹介していきたいと思う。
クルンシリ リバー ホテル(Krungsri River Hotel)
クルンシリ リバー ホテル(Krungsri River Hotel)は鉄道アユタヤ駅近くで営業している。上のGoogle Mapsでは黄色ホテルアイコンの位置にある。
ホテルから徒歩圏内の駅周辺にはレストランからコンビニなどが営業しており、トゥクトゥクも数多く待機している。レンタル自転車屋も近いため、このホテルを拠点に自転車で遺跡回りもできる。利便性の点で優れたホテルだ。
ホテル前の鉄道アユタヤ駅へと続く通り。鉄道アユタヤ駅までは400m弱、徒歩5分程度である。
タイでの周辺都市への移動はバスやタクシー、ロットゥー(ミニバス)といった車を使うのが一般的である。ただ、バンコクからアユタヤ、アユタヤからバンコクへのアクセスなら鉄道でも値段は安く、移動時間はほとんど変わらない。お金に余裕のある人でも鉄道での移動は選択肢に入れるべきだ。
鉄道での移動方法を含む、バンコクからアユタヤへの行き方については下記記事を参考に。

アユタヤでの観光だけでなく、他の都市からの移動、他の都市への移動を考えても便利なホテルだ。
ダブル ラグジュアリー ルームのプラン。ダブルベッド1つもしくはシングルベッド2つの部屋を選択できる。一番狭い部屋でも2人までなら十分な広さである。
シャワースペースにはバスタブも付いているのでゆっくりとお湯に浸かれる。
ホテル内にはプールやトレーニングルームといった施設も用意されている。
通常のプランで付いてくる朝食。バイキング形式で種類も充実している。朝食の時間は6時から10時までになる。
ホテル自体は決して新しくない。ただ、鉄道駅にも近く、周りにはレストランといったお店も多いのでタイ旅行初心者にもおすすめのホテルである。
時期や条件によっては1泊6000円以下でも宿泊できる。具体的な料金は下記リンク先でチェックインとチェックアウトの日付を入れれば確認できる。宿泊料金を比較するために予め見ておいた方が良いだろう。
>>> クルンシリ リバー ホテル(格安ホテル予約サイト 最新料金)
>>> クルンシリ リバー ホテル(Expedia 最新料金)
宿泊者が大人2人でも1人分の料金で予約できる。大人3人まで宿泊できる部屋が用意されており、1人あたり4000円程度でも宿泊できる。
プールやトレーニングルームといった設備も充実しているおり、アユタヤでも都市型ホテルのサービスを受けたい幅広い層におすすめのホテルだ。
クラシックカメオ ホテル & サービスド アパートメンツ アユタヤ(Classic Kameo Hotel & Serviced Apartments, Ayutthaya)
クラシックカメオ ホテル & サービスド アパートメンツ アユタヤ(Classic Kameo Hotel & Serviced Apartments, Ayutthaya)はアユタヤの主要道路「ロジャナ通り(Rojana Rd)」沿いにある。上のGoogle Mapsでは灰色ホテルアイコンの位置。
アユタヤでも有名なサービスアパートメント型の高級ホテルで、建物自体が新しい。
デラックス ルームの客室。部屋もキレイで新しく、それなりの広さがある。高級マンションのような作りで、家電や家具もひと通り揃っている。大人3人でも十分な広さになっている。
部屋からの景色。ホテルの前を通るロジャナ通り(Rojana Road)。
バイキング形式の朝食も充実している。原則として、すべてのプランに朝食が付いている。
ホテル内にはプールやトレーニングルームなどの設備も充実している。日本の会社もお客さんをアユタヤへと滞在させる際によく使うホテルである。
ホテルは中心地からは少しずれた位置になる。ただ、ホテルの目の前にはトゥクトゥクも泊まっているため移動に不便は感じないだろう。ロジャナ通り沿いにあるため、車でロジャナ工業団地に向かうにも、アユタヤ市内であれば遺跡回り、グランドホテル周辺の繁華街、どこへ行くにも便利な場所にある。
時期や条件によっては1泊8000円以下でも宿泊できる。具体的な料金は下記リンク先でチェックインとチェックアウトの日付を入れれば確認できる。宿泊料金を比較するために予め見ておいた方が良いだろう。
>>> クラシックカメオ ホテル & サービスド アパートメンツ アユタヤ(格安ホテル予約サイト 最新料金)
>>> クラシックカメオ ホテル & サービスド アパートメンツ アユタヤ(Expedia 最新料金)
宿泊者が大人2人でも1人分の料金で予約できる。大人3人まで宿泊できるため、複数人での宿泊ならかなり安く済むだろう。
徒歩10分程度の位置に繁華街があるため、夜遊びを楽しみたい人、都市型ホテルでアユタヤでの滞在でも快適性をより重視する人におすすめのホテルだ。
アユタヤ グランド ホテル(Ayutthaya Grand Hotel)
アユタヤ グランド ホテル(Ayutthaya Grand Hotel)はアユタヤ中心部から少し郊外、繁華街で営業している。ホテル周辺はアユタヤで1番の繁華街(日本人街)になっており、日本人向けカラオケを含めたカラオケ屋や日本食レストランも密集している。ホテル内にもローカルカラオケ(タイ人向けカラオケ店)が入居している。
上のGoogle Mapsでは赤紫色ホテルアイコンの位置。
アユタヤの日本人街。ホテル周辺には日本人向けカラオケや日本食レストランが並ぶ。
アユタヤ グランド ホテル内で営業するローカルカラオケ「グランドカラオケ」。貼り紙には日本語表記もある。ただ、日本語ができる子はいない。英語をしゃべれる子も少なかった。現地タイ人向けのローカルカラオケとなっている。
アユタヤの日本人向けカラオケ、ローカルカラオケについてくわしく知りたい人は下記記事を参考に。

グランドホテルは旧館と新館があり、新館はそれなりにキレイである。ただ、旧館は古さも少々目立つ。
バスルームのカーテンはなぜか部屋側に付いているので、シャワー中に覗くこともできてしまう。
シャワースペースにはバスタブがあるのでゆっくりとお湯に浸かれる
グランドホテルは繁華街の中心になっている割に料金も安い。アユタヤで遺跡観光だけでなく、夜遊びを楽しみたい人におすすめのホテルだ。
時期や条件によっては1泊4000円以下でも宿泊できる。具体的な料金は下記リンク先でチェックインとチェックアウトの日付を入れれば確認できる。宿泊料金を比較するために予め見ておいた方が良いだろう。
>>> アユタヤ グランド ホテル(格安ホテル予約サイト 最新料金)
宿泊者が大人2人でも1人分の料金で予約できる。原則として、朝食付きの料金になっている。ただし、夜遊びで女性を連れ込む場合はJF(ジョイナーフィー:連れ込み料)として200バーツを請求される。
予約が可能なサイトは限定されており、2ヶ月先まで満室が続くこともある。後払いもできるため、早めに予約だけでもしておいた方が良いだろう。
値段も安く、夜遊びスポットにも近いため、アユタヤ滞在する男性に人気のホテルである。
アンポ レジデンス(Ampo Residence)
アンポ レジデンス(Ampo Residence)はアユタヤ中心部から少し郊外で営業している。サービスアパートメント型のホテルである。スーパーマーケットや多数のレストランが入居する「ザ スカイ ショッピングモール」の上層階にホテルは入居している。上のGoogle Mapsでは薄オレンジ色ホテルアイコンの位置。
ホテル予約サイトにもホテル入口がわかりにくいというコメントが多かった。ホテルへはショッピングモール内部からでもアクセスできる。しかし、最初は建物横の脇道から向かった方が良いだろう。
脇道を進んでいくとホテル受付(4階)へ続くエレベーターがある。ホテルの看板が目立つので、こちらの方がショッピングモールからアクセスするよりわかりやすいかと思う。
ホテル部分もショッピングモールと同様に中央が吹き抜けになっている。
スタンダード スタジオ(ワンルーム)の客室。サービスアパートメントのように、家電や家具もひと通り揃っている。
新しくはないがきちんと掃除はなされている。無料WiFiもそこそこの速度が出ていた。
洗面所とトイレ、バスタブもあるのでゆっくりとお湯に浸かれる。
また、ザ スカイ アユタヤの前からはバンコク行きのロットゥー(ミニバス)も通る。バンコクへ帰る際も便利だ。
中心部から少し離れた位置にあるので、遺跡を回るには少しだけ時間もかかる。ただ、グランドホテル周辺の繁華街には徒歩10分程度で行ける。また、すぐ大通り沿いに出られるため、ロジャナ工業団地へもアクセスしやすい。くわえて、レストランやスーパーなどが入居するショッピングモールの上層階にあるため、生活するにも便利だろう。
時期や条件によっては1泊5000円以下でも宿泊できる。具体的な料金は下記リンク先でチェックインとチェックアウトの日付を入れれば確認できる。宿泊料金を比較するために予め見ておいた方が良いだろう。
>>> アンポ レジデンス(格安ホテル予約サイト 最新料金)
宿泊者が大人2人でも1人分の料金で予約できる。大人3人まで宿泊できるため、複数人での宿泊ならかなり安く済むだろう。
すぐ下にショッピングモールもあり、周辺環境も整っている。快適な滞在を重視するなら選択肢に入れても良いホテルだろう。
アユタヤのホテルを予約する前に知っておくべきこと
ワット ローカヤースッター(Wat Lokaya Sutha)
アユタヤはバンコクのような大きな街ではなく、どちらかと言えば田舎になる。川の内側でも、個人商店やレストラン、数える程度のコンビニしかない。食事をするのにも不便な上、野犬も多く、ちょっと出歩くにも大変なエリアは多い。何もないエリアだと、電灯もわずかで20時には真っ暗になってしまう。
アユタヤに滞在する場合はこうした環境を覚悟した上でスケジュールを組むようにしよう。昼は通常の観光、夜にはライトアップされた遺跡をトゥクトゥクや現地ツアーで見に行ったり、繁華街へ移動して食事やお酒を楽しむのがおすすめだ。
また、アユタヤへはバンコクから日帰りで訪問する人も多い。しかし、日帰りだと移動だけでも疲れてしまう。せっかくの旅行なら、アユタヤには何日か滞在し、のんびりと過ごすべきだ。
遺跡観光といった一般的な旅行であれば、アユタヤでしか泊まれないようなリゾートホテルを中心に検討すべきだ。カップルや家族は特に、リバーサイドのリゾートホテルをおすすめしたい。たまにの旅行なら多少奮発しても良いだろう。
アユタヤの気温は日本の夏並みに暑くなる時期がほとんどである。徒歩や自転車で多くを回るのは大変だ。多くの遺跡を短時間で周りたい、疲労を抑えたい人はトゥクトゥクや車をチャーターするか、バイクのレンタルも検討すべきだ。
こうしたアユタヤ市内での移動方法の紹介を中心とした、アユタヤを観光する前に知っておくべきことについては下記記事を参考に。
